インフルエンザ流行のピークには下痢が多い

冬場の恐ろしい病気の一つとして、インフルエンザを警戒している人も多いでしょう。インフルエンザと言えば、高熱や関節痛といった症状が有名ですが、実は流行がピークの時期には下痢の症状が出ることも多いのです。
なぜインフルエンザで下痢になるかというと、ウイルスによって急性胃腸炎が引き起こされてしまうからなのです。インフルエンザにはA型B型、新型などが確認されていますが、中でもB型や新型は胃腸など消化器官に悪影響を与えるケースがよく見られます。他にも、治療薬としてほとんどの患者に処方されるタミフルなどの副作用としても、腹痛や下痢が起こります。薬を服用している間は症状が治まらず、苦しい思いをすることもあります。
また、インフルエンザが流行する時期は、激しい嘔吐や下痢を引き起こすノロウィルスが流行する時期とも重なっています。最悪のケースだと、インフルエンザとノロウィルス同時に感染してしまい、下痢を起こしてしまうこともあるのです。
このため、下痢の症状だけでなく高熱や関節痛がある場合はインフルエンザを、下痢や嘔吐、38℃程度の発熱が主な症状の場合はノロウィルスを疑うようにしましょう。
インフルエンザによる下痢の場合、それが薬の副作用によるものなら服用が済めば症状は治まります。場合によっては医師に相談して、整腸剤や下痢止めが処方されることもあるでしょう。他のウィルスによるものの場合は、決して下痢止めを服用してはいけません。早くウィルスを体外へ排出する必要があるため、整腸剤などに留めてひたすら耐えるしかありません。いずれの下痢の場合も、しっかり水分を摂り、脂っこい食事など消化の悪いものは避け、ゆっくり体を休めるのが治療のコツです。